



Folkå
by Marcos Morau写真、振付、演劇など広く学び、独自の視点から作品を生み出すモラウによる作品。過去から現代まで続く生命への祝福の儀式とも言える本作。ブルガリア民謡をはじめとする力強い歌声、鐘やドラムのリズム、伝統的な衣裳や化粧などの民族的な要素を強く想起させる一方で、荒々しいうねりを生み出すエネルギーあふれる群舞と、美しい舞台照明が、現代性を鮮やかに描き出します。
Choreographer

Marcos Morau
1982年スペイン生まれ。2025年よりNDTのアソシエイトコレオグラファー。自身はダンサーのキャリアを持たない一方で、写真、振付、演劇など幅広い領域を学び、独自の視点から数々の作品を生み出す。ダンスカンパニー「La Veronal」を主宰し、演出・振付のほか、舞台美術、照明や衣裳制作も手掛け、ヨーロッパを中心に名だたる劇場やフェスティバルなどから作品を委嘱されるなど、国際的に注目を集めている。スペインのダンス分野で最も権威のある賞の一つ、National Dance Awardを最年少で受賞。
世界初演
2021年11月4日、アマーレ劇場/ハーグ(オランダ)
上演時間
26 minutes